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思考だだ漏れ読書録

とあるブログ書きの読書記録。

魔法陣グルグル / 衛藤ヒロユキ

『魔法陣グルグル』三度目のアニメ化が決定したらしい。めでたいことである。1期はリアルタイムで見ていたなぁ。2期は対象年齢から外れてしまった感じだったので見なかったけど。 それに伴い、ガンガン系のマンガアプリ「マンガUP!」で原作が期間限定で全話…

この世界の片隅に / こうの史代

この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)作者: こうの史代出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2008/01/12メディア: コミック購入: 23人 クリック: 507回この商品を含むブログ (300件) を見る アニメ映画が大ヒット中の作品だが、原作のマンガ版を2013年の発…

残像に口紅を / 筒井康隆

最近なんだか活字の本を読む気が起こらずにいたのだが、古本屋で筒井康隆の本を立ち読みしたところ、「筒井康隆の小説を読みたい欲」が急に湧いてきた。 二日間ほど何を読むか検討した結果、『残像に口紅を』に決定。そこからさらに二日ほど近所の古本屋をチ…

夏への扉 / ロバート・A・ハインライン

ハインラインの『夏への扉』を読んだ。kindle(電子書籍)版で。夏への扉作者: ロバート A ハインライン,福島正実出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/05/24メディア: Kindle版この商品を含むブログ (14件) を見る この小説が、古典SF小説としてかなり評…

読書日記 再読したい時期に入りつつある

ここしばらく活字の本を読んでいなかったが、そろそろなんか読みたいという気持ちがムクムクと湧いてきた。 新しく本を買うというのも考えたが、あまりいいのが見つからず。そう言えば町田康の「バイ貝」が文庫化したらしいので(某書店のポイントカードを作…

かくしごと / 久米田康治

「さよなら絶望先生」の久米田康治先生の最新作。作者の漫画家としての体験談をネタとしたギャグマンガである。かくしごと(1) (月刊少年マガジンコミックス)作者: 久米田康治出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/06/17メディア: Kindle版この商品を含む…

ポプテピピック / 大川ぶくぶ

ポプテピピック (バンブーコミックス WINセレクション)作者: 大川ぶくぶ出版社/メーカー: 竹書房発売日: 2015/12/07メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 去年あたりからTwitter上でちょくちょく見かけるマンガだったのだが、最近になってじ…

ニッポンの文学 / 佐々木敦

ニッポンの文学 (講談社現代新書)作者: 佐々木敦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/02/17メディア: 新書この商品を含むブログ (8件) を見る 80年代から現代までにおける日本の小説の歴史を、代表的な作家の名を挙げながらまとめた本。 いわゆる文学作品と…

十角館の殺人 / 綾辻行人

(講談社文庫)" title="十角館の殺人 (講談社文庫)">十角館の殺人 (講談社文庫)作者: 綾辻行人出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/10/16メディア: 文庫購入: 30人 クリック: 87回この商品を含むブログ (146件) を見る 綾辻行人のデビュー作。以前読んだ『ニ…

キャラの思考法 / さやわか

現代日本において、「キャラ」という概念がどのような様態を示しているかを論じた本、でいいのかな。キャラの思考法: 現代文化論のアップグレード作者: さやわか出版社/メーカー: 青土社発売日: 2015/12/21メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブ…

人生パンク道場 / 町田康

人生パンク道場作者: 町田康出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店発売日: 2016/02/25メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 人生相談とはなんだろうか。 人生に悩みを持った人が、誰かに質問する。そしてその誰かが答える。大枠で言えばそういうことで…

僕たちのゲーム史 / さやわか

キャラの思考法: 現代文化論のアップグレード作者: さやわか出版社/メーカー: 青土社発売日: 2015/12/21メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (3件) を見る僕たちのゲーム史 (星海社新書)作者: さやわか出版社/メーカー: 講談社発売日: 201…

大人に質問! 「大人ってどのくらい大変なんですか?」 / みうらじゅん

大人に質問! 「大人ってどのくらい大変なんですか?」作者: みうらじゅん,児童館の子どもたち,一般財団法人児童健全育成推進財団,NPO法人アーティスト・イン・児童館出版社/メーカー: 飛鳥新社発売日: 2015/10/31メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を…

村上春樹は、むずかしい / 加藤典洋

村上春樹は、むずかしい (岩波新書)作者: 加藤典洋出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2015/12/19メディア: 新書この商品を含むブログ (4件) を見る 現代において、村上春樹、という名前は、ある特殊な響きを持っている。そして、その特殊さを的確に表現する…

鬱ごはん / 施川ユウキ

鬱ごはん(1) (ヤングチャンピオン烈コミックス)作者: 施川ユウキ出版社/メーカー: 秋田書店発売日: 2013/04/19メディア: コミックこの商品を含むブログ (31件) を見る なぜ人は食事をするのか? そりゃお腹が空くからに決まってる。しかしもちろん食事とは単…

適当日記 / 高田純次

適当教典 (河出文庫)作者: 高田純次出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2007/06メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 133回この商品を含むブログ (75件) を見る 高田純次の人生相談本。 多くの方がご存知である通り、高田純次は適当である。 最近、高田純…

最終兵器彼女 / 高橋しん

最終兵器彼女(1) (ビッグコミックス)作者: 高橋しん出版社/メーカー: 小学館発売日: 2013/07/15メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る いわゆる戦闘美少女もの(©斎藤環)ということで、昔に一度読もうとしたことがあったのだが、挫折した。 なぜ…

おたく神経サナトリウム / 斎藤環

おたく神経サナトリウム作者: 斎藤環出版社/メーカー: 二見書房発売日: 2015/10/26メディア: 単行本この商品を含むブログを見る "日本一「萌え」に詳しい精神科医(帯文より)"こと斎藤環による連載時評の書籍化。主に「おたく」にまつわるトピックが扱われ…

ほんのり!どんぱっち / 澤井啓夫

ほんのり!どんぱっち (ジャンプコミックスDIGITAL)作者: 澤井啓夫出版社/メーカー: 集英社発売日: 2015/08/04メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 『ボボボーボ・ボーボボ』の澤井啓夫が描く、『ボーボボ』のパラレルワールドを舞台とした、日常…

民主主義ってなんだ? / 高橋源一郎 SEALDs

民主主義ってなんだ?作者: 高橋源一郎,SEALDs出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2015/09/18メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (7件) を見る 高橋源一郎と、SEALDsのメンバー三人の対談を収めた本。 SEALDsの主要メンバーである奥田…

日本のロック名盤ベスト100 / 川崎大助

日本のロック名盤ベスト100 (講談社現代新書)作者: 川崎大助出版社/メーカー: 講談社発売日: 2015/08/20メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見る 日本のロックアルバムに順位をつけて、ベスト100から並べた本。各アルバムについての数百字のコメン…

職業としての小説家 / 村上春樹

村上春樹が人の心を惹きつけるのは、ステキだからである。 そのステキさをキープするために、村上春樹は日々努力している。 いや、ディスっているわけじゃあない。 正直に言えば、僕もまた、村上春樹的なステキさに心惹かれている人間のひとりである。 強く…

弱いつながり 検索ワードを探す旅 / 東浩紀

弱いつながり 検索ワードを探す旅作者: 東浩紀出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2014/07/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (39件) を見る インターネットというものが発達して以降、人類の知識は全てネット上にアーカイブされ、知りたいことはいつでも…

車谷長吉の人生相談 人生の救い / 車谷長吉

車谷長吉の人生相談 人生の救い (朝日文庫)作者: 車谷長吉出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2012/12/07メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (7件) を見る すごい本である。人生相談でありながら、質問者の質問に対して、ほとん…

常識の路上 / 町田康

常識の路上作者: 町田康出版社/メーカー: 幻戯書房発売日: 2015/08/26メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 旅行記や書評などをまとめたエッセイ集。町田康のこの形式の本は「破滅の石だたみ」以来7年ぶり。 最近小説が出版されていなくて、連載小説…

マインクラフト 革命的ゲームの真実 / ダニエル・ゴールドベリ (著) リーヌス・ラーション (著) 羽根由 (訳)

マインクラフト 革命的ゲームの真実 (単行本)作者: ダニエル・ゴールドベリ,リーヌス・ラーション,羽根由出版社/メーカー: KADOKAWA/角川学芸出版発売日: 2014/02/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る 人気ゲーム「マインクラフト」の誕生…

本を買ったのに、電子書籍について考える。

本を買った。7冊ほど。こないだ誕生日だったので、自分へのご褒美(笑)に。 本ってつくづく高い。文庫ですら、新品は安くても500円くらいはする。そりゃネット時代に本が売れなくなるはずだ。 だからといって今後本が安くなるかというとおそらくそういうこ…

慈悲をめぐる心象スケッチ / 玄侑宗久

慈悲をめぐる心象スケッチ作者: 玄侑宗久出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/08/29メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る 大学に入ってから、本格的に読書を始めたころに、よく宮沢賢治の小説を読んでいた。でもその後すぐにほとんど読まなく…

岡崎に捧ぐ / 山本さほ

岡崎に捧ぐ(1) (コミックス単行本)作者: 山本さほ出版社/メーカー: 小学館発売日: 2015/06/30メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 自伝的ギャグマンガ。作者が女性ということで「ちびまる子ちゃん」が引き合いに出されることが多いらしいが、ゲ…

動物記 / 高橋源一郎

動物記作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2015/04/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 動物記、というと、大抵の人は「シートン動物記」のことが思い浮かぶのだろうか。正直に言うとぼくは、読み終わってからGoogleで…

紋切型社会 言葉で固まる現代を解きほぐす / 武田砂鉄

紋切型社会――言葉で固まる現代を解きほぐす作者: 武田砂鉄出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2015/04/25メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (8件) を見る どうにも、読むのがしんどかった。でも、結局全部読んでしまった。 そして今、…

夏目漱石、読んじゃえば? / 奥泉光

夏目漱石、読んじゃえば? (14歳の世渡り術)作者: 奥泉光,香日ゆら出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2015/04/22メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 小説は、自由に読んでいい。自由といっても、裸で読むとか、富士山頂を逆立ち歩きしな…

人のセックスを笑うな / 山崎ナオコーラ

高橋源一郎の『デビュー作を書くための超「小説」教室 』という本を読んだ。彼が考える「小説の書き方」と、小説新人賞の選考委員として書いた選評をまとめた本だ。デビュー作を書くための超「小説」教室作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 河出書房新社発売…

ぼくらの民主主義なんだぜ / 高橋源一郎

ぼくらの民主主義なんだぜ (朝日新書)作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2015/05/13メディア: 新書この商品を含むブログ (7件) を見る この本の帯には「日本人に民主主義はムリなのか?絶望しないための48か条」と書かれている。 でも、…

反知性主義とファシズム / 佐藤優 斎藤環

反知性主義とファシズム作者: 佐藤優,斎藤環出版社/メーカー: 金曜日発売日: 2015/05/21メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 「反知性主義とファシズム」。物騒なタイトルである。物騒なタイトルに反して、語られるテーマは「AKB48…

知ろうとすること。 / 糸井重里 早野龍五

東日本大震災後、放射線問題に関する様々な活動を行った早野龍五と、糸井重里の対談。実質的には糸井重里から早野龍五へのインタビューに近い。知ろうとすること。 (新潮文庫)作者: 早野龍五,糸井重里出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/09/27メディア: 文…

もしも矢沢永吉が『桃太郎』を朗読したら / 星井七億

もしも矢沢永吉が『桃太郎』を朗読したら作者: 星井七億出版社/メーカー: 鉄人社発売日: 2015/04/16メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 人気ブログ「ナナオクプリーズ」の書籍化。「桃太郎」や「走れメロス」のパロディ小説集。表題作「もし…

邪悪なものの鎮め方 / 内田樹

邪悪なものの鎮め方 (木星叢書)作者: 内田樹出版社/メーカー: バジリコ発売日: 2010/01/23メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 12人 クリック: 165回この商品を含むブログ (52件) を見る 「邪悪なもの」とはなにか。 それは、人間のスケールをはるかに超…

トラウマ恋愛映画入門 / 町山智浩

トラウマ恋愛映画入門作者: 町山智浩出版社/メーカー: 集英社発売日: 2013/09/05メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (20件) を見る ぼくは映画にはあまり詳しくない。っていうか全然詳しくない。十年くらい映画館に行ってないし、レンタ…

ぼくの人生案内 / 田村隆一

ぼくの人生案内作者: 田村隆一出版社/メーカー: 小学館発売日: 1998/01メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (7件) を見る 詩人・田村隆一の名前は、高橋源一郎の本で知った、と記憶している。具体的にどの本だったかは覚えてないが。 その田…

ぼくらの身体修行論 / 内田樹 平尾剛

ぼくらの身体修行論 (朝日文庫)作者: 内田樹,平尾剛出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2015/03/09メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る 内田樹が語る身体論はすごくいい。読むだけでやる気が湧いてくる。正しいとか、正しくないとか、そうい…

日本の反知性主義 / 内田樹 他

日本の反知性主義 (犀の教室)作者: 内田樹,赤坂真理,小田嶋隆,白井聡,想田和弘,高橋源一郎,仲野徹,名越康文,平川克美,鷲田清一出版社/メーカー: 晶文社発売日: 2015/03/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る この本は、世に蔓延る「反知性主…

デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウス

昔から、変な組み合わせの本をレジに持っていくのが恥ずかしい。エロ本でもあるまいに。 今日も「デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウス」と「ケロロ軍曹 26巻」と「どうせ死ぬのになぜ生きるのか」を一度に買ったのだが、なんだか恥ずかしかった。デッド…

本を読んで思い出した、昔のこと。

本を読んで、歩くと、昔のことを思い出す、ということがたまにある。思い出すことは、大抵の場合、本の内容とは全然関係ない、苦い思い出だ。 久々にがっつり本を読んでから歩いたら、昔のことを思い出して、暗い気持ちになった。 でも、そうやって昔のこと…

「女のいない男たち」と「かぐや姫の物語」

女のいない男たち作者: 村上春樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2014/04/18メディア: 単行本この商品を含むブログ (97件) を見る 村上春樹の短篇集。発表から一年近く経って、ようやく読了。ほとんどの収録作を雑誌連載時に読んでいたので、読むのを後回…

ほぼ日刊イトイ新聞の本 / 糸井重里

ほぼ日刊イトイ新聞の本 (講談社文庫)作者: 糸井重里,重松清出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/10/15メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 244回この商品を含むブログ (131件) を見る 以前、糸井重里・村上春樹共著の「夢で会いましょう」という本を某古本…

勝手に生きろ! / チャールズ・ブコウスキー(著) 都甲幸治(訳)

勝手に生きろ! (河出文庫)作者: チャールズブコウスキー,Charles Bukowski,都甲幸治出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2007/07メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 56回この商品を含むブログ (59件) を見る 本屋でたまたま目に入った本。翻訳者が都甲幸治…

「あの戦争」から「この戦争」へ ニッポンの小説3 / 高橋源一郎

「あの戦争」から「この戦争」へ ニッポンの小説3作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2014/12/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る 高橋源一郎による、評論集。評論と言うよりも、「高橋源一郎が見たり聞いたりしたものにつ…

正しい本の選び方

「読書がしたい!」「でもどんな本を選べばいいのかわからない……」という人はけっこう多いはず。 そこで今日は、読書歴20年以上の私が編み出した、正しい本の選び方を伝授したい。これさえ覚えれば、誰でも、今すぐに、読書を始められるでしょう。Kindleで人…

永遠も半ばを過ぎて / 中島らも

永遠も半ばを過ぎて (文春文庫)作者: 中島らも出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1997/09メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 21回この商品を含むブログ (92件) を見る 以前、ほんの少しだけ、小説を書いたことがある。 小説、と言っても、数行から数十行程度…