rhの読書録

とあるブログ書きの読書記録。

2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

村上ラヂオ/文・村上春樹 画・大橋歩

村上ラヂオ作者: 村上春樹,大橋歩出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2001/06/08メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 9回この商品を含むブログ (44件) を見る 村上春樹のエッセイ集である。連載媒体はなんとあの泣く子も黙る(?)「an・an」で…

国民のコトバ/高橋源一郎

国民のコトバ作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2013/03/20メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る まず表紙を見る。ラインストーン(?)でデコッてある。著者名が書かれているのはマカロンであろうか。余談だ…

虹の彼方へ/高橋源一郎

虹の彼方に (講談社文芸文庫)作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/11/11メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (30件) を見る 『カール・マルクス』という人物が、言葉が、高橋源一郎という人にとってどんな意味を持…

Dr.スランプ/鳥山明

つい最近『ペンギン村に陽は落ちて』という小説を読んだ。ペンギン村とは、あの有名な鳥山明のマンガ『Dr.スランプ』に登場する、あのペンギン村のことである。作中には則巻千兵衛やDr.マシリトなど、おなじみのキャラクターが登場するが、原作とはイロイロ…

プレーンソング/保坂和志

プレーンソング (中公文庫)作者: 保坂和志出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2000/05メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 79回この商品を含むブログ (183件) を見る 保坂和志、という小説家を、自分の中でどんな風にとらえればいいのかわからない。わーか…

ペンギン村に陽は落ちて/高橋源一郎

高橋源一郎の作品を出版順に読む「高橋源一郎マラソン」を敢行予定である。ちなみに、同じようなことを村上春樹でもやっている。町田康は、そんなことを意識することもなく全作品読んでいる。 既に『さようなら、ギャングたち』は読み終えているのだが、どこ…

考える練習/保坂和志

考える練習作者: 保坂和志出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2013/04/18メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る 考えるためにはどうしたらいいのだろう。なんのために考えるのだろう。ちょうどそんなことを考えているときに、本屋でこの本を見か…

ロング・グッドバイ/著:レイモンド・チャンドラー 翻訳:村上春樹

ロング・グッドバイ作者: レイモンド・チャンドラー,村上春樹出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/03/08メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 100回この商品を含むブログ (287件) を見る 村上春樹といえば、アメリカ文学。特に、「グレート・ギャツビー」…

カンガルー・ノート/安部公房

カンガルー・ノート作者: 安部公房出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1991/11メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見る 先日、書店で安部公房の文庫本が、お笑い芸人のコメント入りの帯つきで売られているのを見かけた。以前から安部…