2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧
ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論 (星海社 e-SHINSHO)作者:千葉雅也,山内朋樹,読書猿,瀬下翔太講談社Amazon 自分はブログを書いている。いちおう10年以上。普段は別のブログをメインで書いている。このブログは読書感想用。数年間あまり本を読…
いつもそばには本があった。 (講談社選書メチエ)作者:國分功一郎,互盛央講談社Amazon 哲学者の國分功一郎と、思想史学者の互盛央が、哲学や思想に関する本にまつわる記憶を中心に、様々なテーマで語り合う。 形式としては「往復書簡」に近いが、互いが互いに…
日本のジーパン (光文社新書)作者:林 芳亨光文社Amazon 昔、リゾルトのジーンズ「710」を履いていたことがある。家族が筋トレしすぎて足が太くなって履けなくなったのでお下がりで貰った。 めちゃくちゃ履きやすかった。当時はリーバイス501ばかり履いていた…
増補改訂版 「アニメ評論家」宣言 (ちくま文庫)作者:藤津 亮太筑摩書房Amazon 普段アニメをあまり観ない自分が、アニメにまつわる本書を手に取ったのは、著者がラジオ番組『アフター6ジャンクション』に定期的に出演し、アニメについてトークするのをたびた…
面白く読んだ本だけれど、なんだか感想を書くキーボードを叩く指が進まない。 「批評王」に批評されてしまう! という感じがする。 というのはあくまでもののたとえであって、実際に著者が直接殴り込んでくるとかそういうことを心配しているわけじゃない。絶…
池澤夏樹と池澤春菜が親子である、という事実は、『スティルライフ』を読み、『ケロロ軍曹』を観ていたネットオタクの自分としては、結構ものすごいことではあった。 が、イマイチ世間的に騒がれていない印象があった。両者の分野に結構な距離があったからだ…
『1998年の宇多田ヒカル』を読了。著者のことはポッドキャスト番組『三原勇希 × 田中宗一郎 POP LIFE: The』で知った。ここ数年、読書から遠ざかっていた自分にとって主たるカルチャーの供給源は専らラジオやPodcastだった。1998年の宇多田ヒカル(新潮新書…
かれこれ20年くらい、夕食後に1杯のドリップコーヒーを飲むのが習慣になっている。改めて考えてみると実に長い。最近は目覚めのインスタントコーヒーも日課になっている。 今年の2月、ふと思い立ち、粉末のレギュラーコーヒーではなく、初めて焙煎された豆の…