rhの読書録

読んだ本の感想など

悪と戦う/高橋源一郎

「悪」と戦う

「悪」と戦う

あなたは悪と戦ってますか?

人間が生きている限り、悪はどこにでも存在する。
必ずしも戦争や犯罪や不道徳だけが「悪」であるとは限らない。
戦争の正義、犯罪の正義、不道徳の正義でさえありうる。
悪と戦うためには、例えば物語の力を借りる必要があるのかもしれない。
小説には小説の力があって、それが悪と戦うための力になるのかもしれない。
そして、今日もどこかで誰かが悪と戦っている。