なんだか久しぶりに本が読みたくなった。本屋と古本屋に通い、3日かけて20冊ほど購入し、寝る前などにちょっとずつ読んでいる
昔、最も本を読んでいた時期は、月に1度はこれくらいのペースで本を買っていたと思う。
それに比べてここ1、2年は本当に本を読まなくなった。去年読んだ活字の本は9冊だけ。あとはマンガを15冊くらい。
ストレスからか、なんとなく体調が優れなくなったのが一番の理由かもしれない。だるいときは集中して本を読む気が起こらなくなる。で、ネットを見たりゲームをやったり。それはそれで楽しくもあったけど。最近は体調もマシになってきている。
本を読まないせいで文章力が落ちたような感覚がある。逆に以前のように、読んだ本の影響をモロに受けたような文章は書かなくなったが。いっときは町田康の影響を受けまくっていた。若気の至りである。
今回買ったのは文庫本が主だが、以前と比べて電子書籍で買う機会はかなり増えた。以前電子書籍について書いたときよりも。
特にマンガに関しては、ちょっと前まで紙とKindleを行ったり来たりしていたが、今は完全にKindleに切り替えた。かさばらないメリットはやはり大きい。
マンガの新刊はほぼ確実に電子化されるのでいいのだが、活字の本はまだまだ電子書籍化されないことが多い。
特に、ラジオなどで紹介されて読みたいと思った本に限って、紙のみの場合が多い。大変辛い。果たして「来る来る」と言われ続けた電子書籍元年はいつになったらやってくるのか。
面白い本を読むのは、それはもう面白いのだが、そこに至るまでのハードルが高い。特に自分のようなものぐさな人間にとっては。
年をとって本を読むしんどさは以前よりも増している。お金もかかるし。
でもやっぱり読書から完全に離れたくはないし、離れてはいけないな、とも思う。
その理屈は自分でもよくわからないが。