rhの読書録

読んだ本の感想など

2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

せっかち伯爵と時間どろぼう / 久米田康治

久米田康治の『せっかち伯爵と時間どろぼう』第一巻を読む。 作品のテイストとしては前作『さよなら絶望先生』に近いが、下ネタ(乳首券発行とか)が多めだったり、ストーリー展開がキチンとしていたりと、変化をつくろうという意欲が感じられる。 特に感じ…

小説のような紀行文(遠い太鼓 / 村上春樹)

読み始める前は、『遠い太鼓』というタイトルの旅行記、というので、なんとなーくアウトドアーな内容なのかな、と思い込んでいたが、そうでもなかった。普通に現地のホテルに泊まったりアパートを借りたりしている。 主に滞在しているのはギリシャとイタリア…