2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧
成熟の喪失 庵野秀明と〝父〟の崩壊 (朝日新書)作者:佐々木 敦朝日新聞出版Amazon 『新世紀エヴァンゲリオン』や『シン』シリーズなどの庵野秀明作品と、江藤淳『成熟と喪失 “母”の崩壊』を通して、「成熟」を論じる本。 そもそも自分は庵野秀明作品があまり…
一億三千万人のための『歎異抄』 (朝日新書)作者:高橋 源一郎朝日新聞出版Amazon 鎌倉時代頃に活動し浄土真宗の開祖となった親鸞。その親鸞の言葉を伝えるべく弟子の唯円によって書かれたのが『歎異抄』。親鸞の説とは「異なる」説が世に出回っていることを…
読んでいない本について堂々と語る方法 (ちくま学芸文庫)作者:ピエール・バイヤール,大浦康介筑摩書房Amazon 千葉雅也『現代思想入門』で紹介されていたので手に取った本。 rhbiyori.hatenablog.jp 読んでいるうちに思い出したが読書コメディマンガ『バーナ…
[asin:B00FIWY5TM:detail] 先日『ライムスター宇多丸の映画カウンセリング』を(意図せず)再読して、そこで紹介された中で一番観たいと思った映画が本作だった。Amazonビデオでちょうどよく100円セールだったので観ることにした。rhbiyori.hatenablog.jp 原…
竹取物語 (角川文庫)KADOKAWAAmazon 中学生くらいの時にハマって文庫本を揃えてたけど、最近はめっきり読まなくなっていた星新一を、久しぶりに読んでみたくなって手に取った一冊。竹取物語の翻訳。 あれからX年が経ち、改めて星新一の文章を読むと、本当に…
屍者の帝国 (河出文庫 え 7-1)作者:伊藤 計劃,円城 塔河出書房新社Amazon 多くのゲーマーと同じように、自分が伊藤計劃を知ったのは『メタルギアソリッド4』のノベライズからだった。メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット (角川文庫)作者:伊藤 …