rhの読書録

読んだ本の感想など

お:ポール・オースター

鍵のかかった部屋 / ポール・オースター

鍵のかかった部屋 (白水Uブックス 98 海外小説の誘惑)作者:ポール・オースター白水社Amazon ポール・オースターによる「ニューヨーク三部作」の3作目。 若手評論家の主人公は、幼馴染のファンショーが、ある日突然、大量の小説、詩、戯曲などを書き残して失…

幽霊たち / ポール・オースター

幽霊たち(新潮文庫)作者:ポール・オースター新潮社Amazon ポール・オースターの、「ニューヨーク三部作」と呼ばれる初期作品の2作目。柴田元幸訳。 舞台はニューヨーク。主人公の探偵「ブルー」は、「ホワイト」という人物から、ある男の尾行を依頼される…

ガラスの街 / ポール・オースター

ガラスの街(新潮文庫)作者:ポール・オースター新潮社Amazon ポール・オースターの小説は結構前に『ティンブクトゥ』を読んだことがある。今回が2作目。rhbiyori.hatenablog.jp 柴田元幸といえばポール・オースター。そしてポール・オースターと言えばまず…

ティンブクトゥ / ポール・オースター

柴田元幸翻訳の小説を読んでみよう、とだいぶ前に買っておいたこの本。しばらくぶりに手に取り読み進めたら、ハマった。 (文庫版の)30ページあたりから、主人公であり犬の「ミスター・ボーンズ」の飼い主である「ウィリー」のことが、すっかり好きになって…