rhの読書録

読んだ本の感想など

2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

日本の反知性主義 / 内田樹 他

日本の反知性主義 (犀の教室)作者: 内田樹,赤坂真理,小田嶋隆,白井聡,想田和弘,高橋源一郎,仲野徹,名越康文,平川克美,鷲田清一出版社/メーカー: 晶文社発売日: 2015/03/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る この本は、世に蔓延る「反知性主…

デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウス

昔から、変な組み合わせの本をレジに持っていくのが恥ずかしい。エロ本でもあるまいに。 今日も「デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウス」と「ケロロ軍曹 26巻」と「どうせ死ぬのになぜ生きるのか」を一度に買ったのだが、なんだか恥ずかしかった。デッド…

本を読んで思い出した、昔のこと。

本を読んで、歩くと、昔のことを思い出す、ということがたまにある。思い出すことは、大抵の場合、本の内容とは全然関係ない、苦い思い出だ。 久々にがっつり本を読んでから歩いたら、昔のことを思い出して、暗い気持ちになった。 でも、そうやって昔のこと…

「女のいない男たち」と「かぐや姫の物語」

女のいない男たち作者: 村上春樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2014/04/18メディア: 単行本この商品を含むブログ (97件) を見る 村上春樹の短篇集。発表から一年近く経って、ようやく読了。ほとんどの収録作を雑誌連載時に読んでいたので、読むのを後回…

ほぼ日刊イトイ新聞の本 / 糸井重里

ほぼ日刊イトイ新聞の本 (講談社文庫)作者: 糸井重里,重松清出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/10/15メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 244回この商品を含むブログ (131件) を見る 以前、糸井重里・村上春樹共著の「夢で会いましょう」という本を某古本…

勝手に生きろ! / チャールズ・ブコウスキー(著) 都甲幸治(訳)

勝手に生きろ! (河出文庫 フ 3-5)作者:チャールズ ブコウスキー河出書房新社Amazon 本屋でたまたま目に入った本。翻訳者が都甲幸治ということで、買って読むことにした。 都甲幸治のことは、たまたま読んだ雑誌「文學界」に載っていた、村上春樹についての評…