た:高橋源一郎
一億三千万人のための『歎異抄』 (朝日新書)作者:高橋 源一郎朝日新聞出版Amazon 鎌倉時代頃に活動し浄土真宗の開祖となった親鸞。その親鸞の言葉を伝えるべく弟子の唯円によって書かれたのが『歎異抄』。親鸞の説とは「異なる」説が世に出回っていることを…
一億三千万人のための『論語』教室 (河出新書)作者:高橋源一郎河出書房新社Amazon 論語についての事前知識は、中国の昔の文章、という程度だった。孔子が関わっているかどうかもあやふやだった。 孔子といえば、中国の昔の思想家として、孟子とか荘子とか老…
ぼくらの戦争なんだぜ (朝日新書)作者:高橋源一郎朝日新聞出版Amazon 戦争(主に第二次世界大戦)について書かれた詩や小説、教科書などを読みながら、戦争について考える本。 第一章「戦争の教科書」。日本の現代の教科書と第二次大戦中の教科書、近年のド…
民主主義ってなんだ?作者:高橋 源一郎,SEALDs河出書房新社Amazon 高橋源一郎と、SEALDsのメンバー三人の対談を収めた本。 SEALDsの主要メンバーである奥田愛基氏は、高橋源一郎のゼミの受講者だったそうである。知らないところで意外なつながりが。 「SEALDs…
動物記作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2015/04/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 動物記、というと、大抵の人は「シートン動物記」のことが思い浮かぶのだろうか。正直に言うとぼくは、読み終わってからGoogleで…
ぼくらの民主主義なんだぜ (朝日新書)作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2015/05/13メディア: 新書この商品を含むブログ (7件) を見る この本の帯には「日本人に民主主義はムリなのか?絶望しないための48か条」と書かれている。 でも、…
「あの戦争」から「この戦争」へ ニッポンの小説3作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2014/12/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る 高橋源一郎による、評論集。評論と言うよりも、「高橋源一郎が見たり聞いたりしたものにつ…
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銀河鉄道の彼方に作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 2013/06/05メディア: 単行本この商品を含むブログ (35件) を見る 高橋源一郎による「銀河鉄道の夜」へのオマージュ。あるいは二次創作、とでも呼ぶべきだろうか。 タイトルからわかる通り、…
娘と話す 非暴力ってなに?作者:ジャック セムラン現代企画室Amazon 図書館でたまたまこの本を手に取ったら、解説を書いているのが僕の愛読する高橋源一郎だったので、ちょっと驚いた。 この本は、フランスの学者であるジャック・セムランが、父として、自分…
安倍政権の支持率が高いのはなぜなのだろう。景気がよくなっている(気がする)おかげだ、というような説明がなされることもあるが、それだけではない気がする。 多くの国民が、「強い日本」を求めている。そして、その「強い国」のビジョンを実際に提示して…
101年目の孤独――希望の場所を求めて作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/12/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (7件) を見る 小説家・高橋源一郎が、ダウン症の子どものアトリエや、身体障害者の劇団や、子どものホスピスなどを訪…
いつかソウル・トレインに乗る日まで作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/11/05メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (33件) を見る 恋愛小説である。どう見ても恋愛小説である。でも、高橋源一郎が書いただけあって、やは…
小田嶋隆。高橋源一郎。この二人によるトークイベントがあるということをTwitter経由で知り、思わず最速でチケットを購入してしまった。出不精で人見知りの僕が。 日にちは1月12日(日)。つまり昨日。会場は青山ブックセンター本店。青山通りの国連大学の後…
最近このブログに読書メモを書くのが辛い。なぜかと考えてみるに、ついつい「メモ」を超えたことを書きたくなってしまい、ハードルが上がってしまって書くのが難しくなっているんじゃないかと思われる。だから今後はあくまでもメモ、という体裁をキープして…
これはメルヘンだな、と読み終えて思った。直感で。 短編集であり、中には完全なリアリズムと読めるものもあるけれど、にも関わらず、全編通してメルヘンだな、と感じた。その意味でこの本は、メルヘン(と言っていいのか厳密なところはよく知らないけれど)…
性交と恋愛にまつわるいくつかの物語 (朝日文庫)作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2010/11/05メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 37回この商品を含むブログ (11件) を見る 誰も読んだことのない「恋愛小説」を書こうと思った。もちろん…
君が代は千代に八千代に (文春文庫)作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/09/02メディア: 文庫 クリック: 26回この商品を含むブログ (36件) を見る カート・ヴォネガットの作品を表現するのに「人類への愛と絶望に満ちた」なんていうよう…
官能小説家作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2002/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (16件) を見る 久しぶりに、面白すぎて書くことが思い浮かばない。ついでに原因不明の頭痛を絶賛患っているため、ますます書けな…
顰蹙文学カフェ作者: 高橋源一郎,山田詠美出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/06/06メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 128回この商品を含むブログ (44件) を見る 図書館で『官能小説家』を借りるために本棚から取ろうとしたら、隣にあったでついでに借…
嘘みたいな本当の話 [日本版]ナショナル・ストーリー・プロジェクト作者: 内田樹,高橋源一郎,ほしよりこ出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2011/06/23メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 32回この商品を含むブログ (9件) を見る 投稿された…
小説の読み方、書き方、訳し方 (河出文庫)作者: 柴田元幸,高橋源一郎出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2013/04/05メディア: 文庫この商品を含むブログ (6件) を見る 高橋源一郎という人は不思議な人で、評論を書く時はむちゃくちゃわかりやすい文章を書…
日本文学盛衰史 (講談社文庫)作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/06/15メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 35回この商品を含むブログ (97件) を見る 坪内逍遥、二葉亭四迷、そして夏目漱石、森鴎外。かれらが日本における近代文学成立に多…
あ・だ・る・と (集英社文庫)作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 2002/01/18メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (9件) を見る 「アイエエエエ!?ナンデ!?」と、読むと思わず叫びたくなる。それが高橋源一郎の小説の特徴であ…
ゴーストバスターズ 冒険小説 (講談社文芸文庫)作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/04/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (11件) を見る 始めに、登場人物の話をしたいと思う。 ブッチ・キャシディとサンダン…
優雅で感傷的な日本野球 〔新装新版〕 (河出文庫)作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/06/03メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 36回この商品を含むブログ (65件) を見る なかなか難しい小説だ。出てくる単語や言い回しは極めて平易…
ジョン・レノン対火星人 (講談社文芸文庫)作者: 高橋源一郎,内田樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/04/10メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 108回この商品を含むブログ (76件) を見る 著者の高橋源一郎は、あとがきでこの小説を”「文学」など一かけら…
国民のコトバ作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2013/03/20メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る まず表紙を見る。ラインストーン(?)でデコッてある。著者名が書かれているのはマカロンであろうか。余談だ…
虹の彼方に (講談社文芸文庫)作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/11/11メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (30件) を見る 『カール・マルクス』という人物が、言葉が、高橋源一郎という人にとってどんな意味を持…
高橋源一郎の作品を出版順に読む「高橋源一郎マラソン」を敢行予定である。ちなみに、同じようなことを村上春樹でもやっている。町田康は、そんなことを意識することもなく全作品読んでいる。 既に『さようなら、ギャングたち』は読み終えているのだが、どこ…