本を読むために、もう何年も図書館を利用している。
文庫本程度なら買って読めばいいが、ハードカバーとなると一冊2000円や3000円は当たり前。「これで二日分の食費がまかなえるな」などと思うとどうしても手が伸びなくなる。
そこで図書館。なにしろタダである。もちろん厳密に言えば国民の税金で運営されている施設なのだが。
昔は、図書館というと「お年寄りがエアコン目当てにたむろする場所」というイメージしかなかったのだが、一駅となりに大きな東京都内の区立図書館が出来、一度足を運んでみてその認識は一変した。
都心の大型書店並の蔵書。自動貸出・返却システム。インターネットからの貸出予約。まさに至れりつくせり。
それからは、本が欲しいときはAmazonではなく、まずその図書館のホームページから蔵書検索をし、蔵書があったら貸出予約をするようになった。
もし現在貸出中でも、自分の番が来たらメール(もちろん手紙ではなく電子メールの方。念のため)でそれを知らせてくれるので、借り忘れる心配もない。
もちろん、インターネットで予約しても自分で取りにいかねばならないのはネックだが、なるべく一度に多く本を借りるようにすればモトはとれる。自分の場合、別に読みたい本がなくても、読みたい本を探しに図書館に行くほどなので、特にネックをネックと感じていない。
さらに、都内の図書館なら、その区に住んでいなくても、特定の条件を満たせば本を借りられる。一度調べてみてはいかがだろうか。
東京23区の区立図書館はけっこう誰でも借りられる - night and sundial
真夏の一番暑い時期は、夏休みということもあって大型図書館は家族連れなどで混雑するが、そのピークを過ぎた今こそ、図書館の利用を始める好機なんじゃないの?なんてなことを、またネットの貸出予約をしながら思った。今日。