rhの読書録

とあるブログ書きの読書記録。

『風の歌を聴け』を再読(する予定)

本屋でふと『風の歌を聴け』を手に取り最初の方を再読。断片的な章を連ねた小説だ。

風の歌を聴け (講談社文庫)

風の歌を聴け (講談社文庫)

  • 作者:村上春樹
  • 発売日: 2016/07/01
  • メディア: Kindle版

rhbiyori.hatenablog.jp
加藤典洋氏が『村上春樹 イエローページ』の中でこの小説の時系列を整理してまとめていたのを思い出した。もう一度読みたくなったが手元にない。
rhbiyori.hatenablog.jp
そこで、この小説について書いた論文を検索してみたら、良質なものを見つけた。
ir.lib.hiroshima-u.ac.jp
「鼠」と「小指のない女の子」が主人公の<影>である、という読解。
正直言って『村上春樹 イエローページ』の内容とどれほど共通しているのか全く覚えていないんだけど、その読解でもう一度『風の歌』を読んでみたいと思う。

まだ冒頭を読んだだけだけど、大変心に刺さる。もう一度村上春樹作品を通読してみるかなぁ。
過去の記事によると最初に読んだのが10年くらい前なのでちょうどいいタイミングな気もする。でも時間かかるなぁ。